2013年09月15日

とある日の乗車記録

2013年(平成25年)9月13日(金)
北近畿タンゴ鉄道(KTR)宮津線上り4342D列車(宮津~福知山間4126D)
KTR701

周囲は暗かったのですが、そこだけは灯りで照らされていました。
仕事帰りの方や、学校を終えて家路につく学生のみんな…
待合室で待ったり、柵にもたれて地べたに座りながら友だちと談笑したり。
待ち時間を無駄なく過ごしているようでした。

しばらく待っていると、上り4342Dとして運行される、下り237Dが豊岡駅に入線してきました。降車客は数名ほど。降車確認と背もたれ位置移動、そして運転士交代の後に、私たちは列車に吸い込まれていきました。

数分後、目的地へ向けて豊岡駅から発車していきました。

冷房の効きが悪いこの車両、窓はあらかじめ半分開いていて、カーテンは網棚にくくりつけられていました。以前にも記したと思うのですが、聞こえてくるのは轟音で、特にトンネル通過時のそれは凄まじく…少しだけ恐怖を感じてしまうくらい?です。

そんなお馴染みの光景の中、何気なく窓の外へ視線を向けると…この日は、夜空が綺麗で、月がはっきりと見えました。夜空を眺めていると、福知山へ通勤していた時のことを思い出しました。

立ち仕事で脚に疲労が溜まる中、家路に向かう列車の車窓から見えた夜空。
それは、心と身体を癒してくれるものでした。

その時私が見た景色に似ていたように思え、懐かしさがよみがえってきました。
もうあの日々には戻れないけれど…

既述の通り、この時間帯はまだ学生さんの帰宅利用があります。轟音に負けない勢いの、楽しそうなしゃべり声が私の耳に入ってきました。一日の終わりに、友だちと交わす会話。授業で疲れているのだろうけれど、この時間はそれを忘れさせるのでしょうね。

…と、突然、私の顔をもそもそと何かが横切ったような気配がしました。次の瞬間、

「ぴゅっ!」と、小さな蜘蛛らしき虫が落ちてきたのです!最初は驚きましたが…後々よくよく思い返してみると「蜂じゃなくてよかった」と、少々恐怖を覚えました。窓が開いていると、このような出来事があります。ご利用の際には、お気を付けくださいね…

時刻表を眺め「どこかへ列車で行きたいな~」と考えていた私の鼻に、懐かしい匂いが漂ってきました。それは、以前私が住んでいた大阪府内某所の匂いに似ていたのです。

私が住んでいたのはそこの郊外の田舎で、豊かな自然に囲まれていました。

市街地へ行けば、特急が停車する大きな駅がある。
少し移動すれば、自然が間近にある。
海が無いという点以外は、北近畿に似ているかと思います。

その匂いで共通点を見出したようで、大阪で過ごした時の思い出が走馬灯のようによみがえりました。いい思い出ばかりではなく、挫折も味わったけれど、大切な時間を過ごしたそこへ行きたくなりました。すぐには行けないけれど、必ず行くので待っていてくださいね。

そうこうする内に、甲山駅に到着。夜の7時を過ぎているというのに、久美浜高校の生徒さんたちがたくさん乗り込んできました。遅くまで、部活で頑張っていたのでしょう。しかし、疲れを見せることなく席に着いた後も会話は続いていきました。

豊岡駅で乗り込んだ学生さんたちを見ても思うのですが、若いっていいですね。何か…羨ましい眼差しでしか見れていないような気がしますね(笑)私自身が学生時代によい思い出があまりなかったような気がするので、こう思うのも無理はないでしょう。偉そうには言えませんが「挑戦していく」気持ちを大事にしてほしいですね。

丹後神野駅では、下り239D(KTR802)と待合せ。

木津温泉駅へ向かう中、私は睡魔に襲われ…
網野駅を発った頃に「寝ようかな」と思ったのですが、

お菓子に手が伸びてしまいました(+_+)
意志が弱い私です(-_-;)またやってしまいました…

そうこうする内に、峰山駅に到着。この列車にも何人か乗り込んできましたが、待ち合わせていた下り241D(KTR709)を待っている峰山高校の生徒さんがかなり多かったです。「みんな乗れるかな?」と心配しましたが、私たちが乗っている列車の方が早く発車していきました。

野田川駅では、加悦谷高校の生徒さんたちが乗り込んできました。この時間だと駅は無人で、いるのは列車を待つ人だけなのですが…(照明はあっても)暗い中、怖くないのでしょうか?私は、長時間こんな状況下で過ごすのは恐らく無理でしょう(>_<)何でみんなこんな遅くに駅におるん?部活?バイト?

みんなはどこから通学しているのか分かりませんが、通学(通勤)の大事な足だという事を改めて認識しました。私も、小さい頃に通学で利用し、最近では通勤で利用し…KTRが無ければ、どれだけ大変なことか…

そうこうする内に野田川を発ち、列車は先へ進み…
無事に、目的地へ到着しました。

飽きることなく、人間模様で楽しませてもらえたような気がします。

運転士さん、今回も無事に送り届けてくださって、本当にありがとうございました。また今度も、乗せていってくださいね(*^_^*)

長文にお付き合いいただきまして、本当にありがとうございました。
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posted by エーデル丹後 at 02:42| Comment(0) | 乗車記録 | 更新情報をチェックする
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